転校を繰り返して感じたこと|居場所が分からなくなった子ども時代

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今でも、環境が変わることは少し苦手だ。

相手のことがまだよく分からない中で会話をしたり、本音が見えない人と関わることに、どこか身構えてしまう。

新しい場所に行くと、また一から関係を築いていくことになる。

今では、前向きに捉えられるときもあるけれど、どこかに苦手意識が残っている。

振り返ってみると、その感覚の始まりは、小学生の頃の転校だったのかもしれない。

転校の状況

小学生の間に、3回転校をしている。
小学2年生、小学4年生、小学5年生のときだった。

新しい家に住むための引っ越しと、父の転勤。
理由はそれぞれあったけれど、子どもにとってはどれも大きな変化だった。

新しい学校に行けば、また一から関係をつくらなければいけない。

そのたびに友達はできるけれど、また離れることになる。

幼稚園や保育園の頃からずっと一緒にいる友達がいる子や、親同士が仲のいい家庭が、少しうらやましく感じることもあった。

「このまま同じ場所にいられたら、もっと関係も続いていたのかな」

そんなふうに思うこともあった。

感情

新しい場所に行くたびに、また一から関係をつくらなければいけない。

最初はうまくやろうとするけれど、どこかで「どうせまた離れる」と思っている自分もいた。

せっかく仲良くなれても、その関係は長くは続かない。

そういう経験が重なるたびに、少しずつ人との距離の取り方が分からなくなっていった。

周りには、ずっと同じ友達と過ごしている子もいて、その関係が続いていくことが、ただただうらやましかった。

「どうして自分はここにいられないんだろう」
「また最初からやり直さないといけないのか」

そんな気持ちを、何度も繰り返していたように思う。

そして気づいたときには、新しい環境に入ること自体が、少し怖いものになっていた。

中学時代

そして中学生になるとき、環境はまた大きく変わることになった。

私の通っていた小学校は、いくつかの中学校に分かれて進学する形で、私はその中の一つに進むことになった。

新しい学校では、知っている人はほとんどいなくて、周りはすでに関係ができているような雰囲気だった。

その中でうまく馴染むことができず、次第に居心地の悪さを感じるようになっていった。

気づけば、学校にいる時間そのものがしんどくなっていて、安心できる場所がどこにもないような感覚だった。

当時は、なぜそうなってしまったのか分からなかったけれど、振り返ると、環境が変わることへの不安や、人との距離の取り方が分からなくなっていたことも、影響していたのかもしれない。

気づき

振り返ってみると、あの頃の経験が、今の自分の感覚につながっている気がする。

環境が変わるたびに、また一からやり直さなければいけないこと。

人との関係も、どこかで終わってしまうかもしれないと思ってしまうこと。

そういった感覚が重なって、「変わること」そのものに、苦手意識を持つようになったのかもしれない。

今でも、新しい環境に入るときは少し身構えてしまうし、相手のことが分かるまでは、どこか距離を取ってしまうこともある。

でも、それは弱さというよりも、
これまでの経験の中で身についてきたものだと思っている。

無理に変えようとしなくてもいいし、少しずつ、自分のペースで慣れていけばいい。

そう思えるようになっただけでも、あの頃の自分からは、少し前に進めた気がしている。

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