銀行にお金を置いておけば、減ることはない。
そう思って、これまであまり深く考えずにいました。
でも、金利はほとんどつかないままで、物価は少しずつ上がっていく。
そう考えたときに、「このまま置いておくだけでいいのかな」と感じるようになりました。
もちろん、投資をすれば増える可能性もあります。ただ、その分リスクもある。
すべてを増やすことに回すのも違う気がして、もう少し自分に合ったバランスを探したいと思いました。
そんな中でたどり着いたのが、「増やす」だけではなく「価値を守る」という考え方と、個人向け10年国債という選択でした。
銀行に置いているだけでは、お金の価値が下がると感じた
銀行にお金を置いておけば、減ることはない。
ずっとそう思っていました。
でも、金利はほとんどつかないままで、物価は少しずつ上がっていく。
そう考えたときに、
「数字は減っていないけど、実際の価値は下がっているのかもしれない」
と感じるようになりました。
もちろん、すぐに使うお金は銀行に置いておくのが安心です。
ただ、しばらく使う予定のないお金まで、そのままにしておくのは、少しもったいない気もして。
そこから、
「大きく増やす必要はないけど、価値を守る方法はないかな」
と考えるようになりました。
「増やす」だけじゃなく「価値を守る」選択をしたかった
これまで、お金のことを考えるときは、「どうやって増やすか」を中心に考えていました。
NISAやiDeCoも、将来のために増やしていく手段として取り入れています。
ただ、すべてのお金を「増やす」ことに回すのは、リスクが高すぎる感覚もありました。
私の祖母は投資信託をしていた人ですが、私が投資をすることには少し反対でした。
投資は元本割れする可能性があること。
銀行は大きく増えないけれど、減ることもないこと。
「あなたの場合は、何もしない方がいい」
そう言われたこともあります。
確かにその考えも分かるし、できるだけリスクを避けたいという気持ちもありました。
でも一方で、物価は少しずつ上がっていく中で、
お金の価値は変わらずにいられるのか、と感じることもあって。
祖母の考えも大切にしながら、それでも自分なりに納得できる形を探したいと思いました。
すぐに使うわけではないけれど、かといってリスクを取りすぎたくもないお金。
そんなお金については、
「増やす」よりも「価値を大きく減らさない」ことのほうが、自分には合っている気がしました。
だからこそ、増やすための投資とは別に、
「守るための選択」も持っておきたいと思うようになりました。
個人向け10年国債を選んだ理由
そんなふうに、「増やす」だけでなく「守る」という考え方を持つようになってから、
自分に合う方法を探すようになりました。
いろいろ調べていく中で知ったのが、個人向けの国債でした。
国にお金を貸す仕組みで、大きく元本が減る心配が少ないという特徴があります。
正直、大きく増えるものではありません。
でも、銀行に置いておくよりは少し増えて、かつ大きく減る心配も少ない。
その「ちょうどよさ」が、今の自分には合っていると感じました。
すべてのお金をここに入れるわけではなくて、増やすためのお金とは分けて考える。
その中で、しばらく使う予定のないお金については、個人向け10年国債を選ぶことにしました。
大きなリターンを求めるわけではないけれど、何もしないまま置いておくよりは、少しでも価値を保てるほうがいい。
そう思えたことが、自分の中では納得できる選択でした。
個人向け10年国債の特徴をざっくり整理
個人向け10年国債について、細かい仕組みはたくさんありますが、ここではざっくり特徴だけ整理しておきます。
まず、国にお金を貸す仕組みなので、大きく元本が減る心配が少ないとされています。
また、あらかじめ決められた期間(10年)持つことで、利息を受け取りながら運用することができます。
途中で解約することもできますが、その場合は直前の利息分が差し引かれる仕組みです。
すぐに引き出すことを前提としたお金というよりは、しばらく使う予定のないお金を、持っておくのに向いていると感じました。
金利は大きくありませんが、利息を受け取れますし、最低でも一定の利率が保証されている点も特徴です。
NISAやiDeCoとは別に考えたこと
個人向け10年国債を選んだからといって、すべてのお金をそこに入れるわけではありません。
私は、お金の役割ごとに分けて考えるようにしています。
たとえば、生活費やすぐに使う予定のあるお金は、これまで通り銀行に置いておく。
一方で、しばらく使う予定がないお金については、国債のように比較的安心して持てるものに回す。
そんなふうに分けて考えることで、無理にリスクを取ることもなく、かといって何もせずに置いておく不安も減らせると感じています。
「全部をどちらかにする」のではなく、それぞれの役割に合わせて持つことが、自分にはちょうどいいバランスでした。
増やすお金と、守るお金。
それを分けて考えるだけで、気持ちも少し楽になりました。
これまで、お金のことを考えるときは、「どうやって増やすか」に意識が向いていました。
でも今回、「価値を守る」という考え方を持ったことで、お金との向き合い方が少し変わった気がします。
銀行に置いておく安心もありつつ、何もしないままにしておくのは少しもったいない。
そんな中で、個人向け10年国債という選択は、自分にとってちょうどいいバランスでした。
大きく増やすことを目指すのではなく、まずは減らさないこと、価値を保つこと。
そう考えるだけでも、少し気持ちが楽になる気がしています。
もし同じように、「このままでいいのかな」と感じている方がいたら、無理のない形で、自分に合う方法を探してみてもいいのかもしれません。


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